【お彼岸に寄せて】お墓参りで救われたこと

お題「ささやかな幸せ」

娘が中学1年生の夏休み明けから
1ヶ月ほど 学校に行けなくなったことがありました

説得しても 何をしても
石のように動かず 
勤め始めたばかりの仕事を休まなくてはならず
朝 職場に電話をする時の苦痛

子どもの気持ちより
自分の気持ちを優先して
玄関のドアを開けられず
ドアの前で石のように動かない娘を
罵倒したり暴力を振るってしまっていました

こうして書いていて
今でも罪悪感で 心が締め付けられ
どうしてあの頃学校に行けなかったのか‥
何だったのか‥

今も不安定な関係は続いているのですが

この間 その時とても辛かった思いを
話してくれたので 
自分が未熟だったことを認めて
心から謝る機会を得ることができました

さて お彼岸

学校に行けない娘は
部屋に閉じ籠り出てこないのですが
学校に行かないだけで
そのほかの時間は普通に過ごしていました

仕事に行っている間は
そこそこの家事を頼み

仕事が休みの日は
一緒に映画を見に行ったり 買い物に行ったり

同じように愛情をかけているつもりでも
子どもにとっては足りないと感じるのでしょうか

できる限り 2人の秘密を持つようにして
過ごしていました

中学校初めての体育祭にも行けず

さみしい秋

こんな毎日が この先延々と続いたらと思うと

本当に不安な毎日

たくさんの不登校についての本を読み

その頃出会った「河合隼雄」先生の本は
今でも大事にして 時々読み返しています

お彼岸の頃だったかな

ふと 最近行けてない
父のお墓参りに行こうよってことになりました

いつもは 夫に車で連れて行ってもらうのですが
電車とバスを乗り継いで2人で行きました

お墓の掃除をして
お花とお酒をお供えして🍶

手を合わせて🙏

何かお願いしたわけでもないのですが
2人で手を合わせてご挨拶

どんな思いだったのかは 
はっきり覚えていないのですが

なぜか次の日から 娘が登校を再開

こういうことに理由はないのです

何となく また 学校に行き始めました

このブログでは 何度となく
自分は父が好きではなかったと書いていますが

ふと思い出す 父との思い出

結構 楽しかった思い出

そして 亡くなってからも 
こうして思い出が紡がれるって‥

命は繋がってる

現在 過去 そして望む未来を行ったり来たり‥

お墓参りした後 学校に行けるようになったのも
ご先祖様の見えない力かな‥

神社に参拝してお願いするのもいいのですが
1番身近で頼りになる ご先祖様に
会いに行って 
近況報告や困ったことを相談するのも
いいのではないでしょうか

だって ご先祖様はいつだって
自分の子孫を応援してくれてるって
私は 信じてますから😉