【キッチンの断捨離】トロフィー家電 さよならフードプロセッサー

お題「断捨離」

子どもを持つようになると
ほとんど 自分の時間がありません😩

子どものことばかりで
夫のことなんか忘れていると思う
男性がいるかもしれませんが
そんなことはありません

妻は 子どものことで手一杯で
気持ちが回らないだけで
夫を後回しにしているように見えますが

それはそれで 
平気なわけではなく
いつでも 罪悪感を持って
暮らしています🥺

手が回らないだけで
気持ちが追いつかず
いつでも 自分を責めるので
逆に  相手を責めているような態度になってしまうかもしれません😥

でも それは結局自分を責めている裏返し

「こうしてくれればいいのに・・」
「ああしてくれればいいのに・・」

それは こうしたいけどできない自分
ああしたいけど できない自分

心の叫びと焦燥感が 
甘えとなって 態度に出ているのです😫

こんな歳になっても
それは ずっと続くもの

それはそうですよね

完璧なんか あり得ないのだから😭



主婦には 子育ての分岐点が 何度か訪れます

ひとつの大きな区切りは
子どもの小学校入学ではないでしょうか🎒

自分の手から離れる🕊

自立しているわけではないのですが
なぜか 自分の手から離れて
自由な時間を手に入れたような気分になれます

実際 自分だけではなく
まわりの人たちの態度も
そう傾いていくので
なおさら そんな気がしてきます😅

「やっと楽になる」

主婦にとっては
そんな錯覚を覚える時期です

看護師だったので よく耳にしましたが

小学校に入学したお子さんのいる方には

「そろそろ 夜勤できるんじゃないの?」

かならず声がかかっていました😅

専業主婦であれば

「パートくらいできるんじゃないか」って・・

まわりも自分もザワつき始める🙃

子どもは 学校に上がっても
まだまだ戦闘中なのにね👶

私の世代は 
女性をクリスマスケーキに例える世代🎂

しかも 寿退社が当たり前👰🤵‍♂️

私は 29歳で結婚したので
その世代にしては 遅い方です

働き始めるまでに12年も経ってしまいました

長女 6年生 
次女 4年生
三女 幼稚園の年長組🧢

母に幼稚園の迎えを頼んで
夕方まで 週2日のパートから始めました

これは 不思議なもので
母が 資格を眠らせておくのは勿体無いと
新聞の広告を見て
資格を活かした事務的な仕事を
見つけてきてくれたものです

途中 看護の仕事に戻るのですが🏥
結局 その仕事が性に合っていて
今もまた 同じ仕事に戻っているのですから
母の嗅覚は凄いなと恐れ入るとともに
感謝しかないですね🥰

話は かなり逸れてしまいましたが

三女が小学校に入学した頃に
やっと本当の自由が手に入ったと錯覚した私は

パン作りの教室に通い始めます

週2日働き 自分の自由になる時間と
自由になるお金を手にして
堂々と外に出られる自分

爽快な気分でした🕊

習ってきたパンを自宅で再現することで
家族にも 嬉しさや楽しさを還元している気分

習い事をできるような
時間とお金に余裕がある自分に
酔っていたのかもしれません

今思えば お恥ずかしい🤣

いや 還元しているように見せかけて
免罪符として使っていたのかもしれません

さて 子ども達が大きくなると
何かと お金がかかるようになります💸💸💸

三女が中学に上がる頃に
転職し お給料はだいぶ上がりました

だって フルタイムで 
夜勤もするようになったのですから‥

でも 全然時間がなくて
料理をする余裕もなく
パンを焼く時間なんて(余裕なんて)ゼロ

私にとっては・・

あっという間に 10年経ちました👵

そして 長女 次女は独立し

残る三女も成人しました

心身ともにボロボロになり

滝を登り切った マスのようです🐟

あとは 死ぬだけ

そう あとは死ぬだけ😇

こんなにたくさんのガラクタを
家族に残して死んだら
迷惑だよねって・・

ずいぶん捨てました🚮

でも 棚の上に飾るように置いてある

「クイジナートフードプロセッサー」🍞🥐

捨てたら?って夫に言われても
手放せなかった・・

高級なフードプロセッサー

パン生地をこねるときに使える優れもの

ハンバーグだって すり身だって
使いこなせば 何でも作れる🍳

お正月のおせち料理だって
これを使えば ○×△%※

いつか 使おう 家族に作ってあげたい

じゃないと 買った意味がない😰
(免罪符が通用しなくなる?)

いつか また パンを焼こう

そんな思いで 使わずに10年経ちました👵

そこだけ ドヨンと 詰まっているのですよ
ギュウギュウと ドヨンと・・☁️

まるで 自分の 言い訳やらなんやら

光も通らないし 空気も通らない

ドヨン・・・・☁️

今日 捨てました🚮

よく考えました

私はなんでそのフードプロセッサー
大事にとっておいていたのか

なんで そんなにこだわっていたのか

パンを焼きたかったわけでもなく
上手に料理を作りたかった訳でもなく

それは 
自由な時間と 自由なお金を手に入れた
戦利品

我慢からの 開放感の獲得🫥

私にとっての
トロフィーだったんですね🏆



それがわかり
腑におち
納得した途端

捨ててもいいという気持ちになれました

だって そのフードプロセッサー
我が家にはもう 大きいし
10年も使っていないのは 不潔だし
炭水化物を控える生活をしているので
パンはほとんど食べなくなったし・・・

何かが抜け落ちたように
あっさり捨てることができました

執着っていうんですかね
こういうの

物に執着するのは
ストーリーに執着しているのですね📙

だって 捨てる理由の方が
どう考えても正当なのに
こんなに長い間 捨てられなかったのだから

今 フードプロセッサーを捨てた棚は
スッキリして
光と風が入り 明るくなりました🍃

そして 何度も見てしまいます

スッキリした棚に見とれるほどです😌

断捨離は 自分と向き合うことといいますね

今回のフードプロセッサー
私の人生のストーリーそのものだったから
捨てるのにこんなに時間がかかりました

今は 新しい自分に書き換えている真っ最中

次のストーリーを思い描けば
ワクワクした毎日になります

このブログに書くことを探すというより
作るという気持ちで毎日過ごすと

ちょっと頑張ってみるか・・って思える🫡

今までと違う方を選んでみる🤔

ひとつの調理家電の断捨離を通して
色々なことを考えた1週間でした

10/29 松戸市主催の
花火大会がありました

乾燥した時期の花火大会は
色々あるのでしょうが
空気が澄んでいる分 とても鮮やかな花火を
鑑賞することができました


でも 病んでいるのかな
なんだか コロナに見えて
仕方ありませんでした😓